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修行

信心

【信心】 天鼓六十年二月号 仏法修行に入るのに妨げになる疑いが三つ有る。その一つが己を疑う一なり。それは、自分は仏法に入る器でないと考えた時、もう仏法修行に入る道は無い。 自分より誰が仏法に入るんだ。仏法の道理が分かっても自己を疑えば。...
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一人堅固の大信念

もし当世三類の強敵を招き起さんとするには、正直に方便を捨て、唯、南無妙法蓮華経と声も惜しまず唱え奉り、大法の鼓を撃って立正安国娑婆即寂光即身成仏の大運動を起こすことである。大運動と云っても大勢を組織立てする訳ではない、一人堅固の大信念を以っ...
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頭陀苦行の法

【十二頭陀】 頭陀苦行の法、世間の法と異なることは今始まりたることに非ず。しかるを時代の弊風を扇揚する者の曰く、苦行を積むも仏道において利益する所なしと、或は曰く我等が機根苦行に堪えずと、或は曰く国土相応の生活をなすべしと、或は曰...
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但惜無上道

【一閻浮提】 我が家の戒律は、但惜無上道の道心より外に無い、但惜無上道を果たさんがためには、我不愛身命の誓願を要する。 【仁王護鈔】 時の古今、洋の東西に渡って、凡そ一世の師表万民の教導と仰がるる聖賢は、就(いず)れも罪人...
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頭陀苦行

【十二頭陀 】 一閻浮提 重門高楼閣は仏法の繁昌とは見ゆれども、仏法衰微の兆候とは思いがたし。されど一度重門高楼閣の中に安養休息になれたらん者が、ふたたびそこを出て、樹下石上に寒暑風雨の中にその身をさらして、ひたすら道を行じ、法を弘むるこ...
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娑婆一日の修行功徳

【仏教と世界平和】 極楽で菩薩に守られて仏様のお説教を聞いて百年間ご修業するよりも、仏法はなくなって人々が十悪、悪いことばかり、あれこれやる時に、此の娑婆世界で正しい法を弘めていくための一日の修行は極楽百年の功徳に勝る。
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僧伽の生活

日本山の僧伽の今日の活計、自然に無住所の頭陀の遺法に応じたるを喜ぶ,彼の世間の無住者の謗り、浮浪人の汚名を厭う(いと)ことなかれ、仏法の面目、出家の本意は、かくのごとき汚名の下に伝来し護持せらるるものぞ、世間の汚名は出世間の高風なり、如来の...

こころ構え

【青山法尼へ】 昭和九年七月十七日 魔障はその人の短所に競わずして長所に競い申し候。人に勝れて長所ある者は、人に劣って短所ある者よりは危険にて候。短所に躓くよりも寧ろ長所に躓くものにて候、心すべき段の鑑にて候。

平和の根底をなすもの

法話 天鼓 昭和六十年二月号 一度社会生活に闘争の手段を採用すれば闘争は遂次発展するばかりである。明治以来の日本国の歩みし道は、其の例証である。闘争に由って平和の目的を達成することは到底不可能であると言う事は、理論よりも万国の歴史が分明に...
マハトマ・ガンジー翁

アヒンサ 3

アヒンサ 3 (昭和三十八年頃) 中印国境紛争についてこれを案ずるに、中共は元来殺人破壊を前提として社会革命を遂行せんとする唯物主義の暴力的国家である。インドは元来非暴力を前提として政治革命を達成せる道徳的平和国家である。 すなわち平和...
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