マハトマ・ガンジー翁

マハトマ・ガンジー翁

アヒンサ 3

アヒンサ 3 (昭和三十八年頃) 中印国境紛争についてこれを案ずるに、中共は元来殺人破壊を前提として社会革命を遂行せんとする唯物主義の暴力的国家である。インドは元来非暴力を前提として政治革命を達成せる道徳的平和国家である。 すなわち平和...
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アヒンサ 2

アヒンサ 2 欧州文明の華々しいネオンサインの中に近代国家と称するものが現れた。かくのごとき強大なる国家群が地上に続々と現れては、彼等は羊の如く柔和に、小鳥の群れのごとく明朗に、共存共栄する道理はない。 国家自衛のためにと言って、一切の...
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アヒンサ 1

アヒンサ 1 私は日本国から来た一個の巡礼者であります。私は三十余年以前に、日本国の仏教徒の一比丘としてインドに渡り、各地の仏蹟を巡礼致しました。なかんずく王舎城耆闍崛山は、私が不断に唱えておる南無妙法蓮華経の経典を八か年にわたって釈尊が...
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インド国ニューデリーのラージガート仏舎利塔地鎮祭

インド国ニューデリーのラージガート仏舎利塔地鎮祭 私の一代の仕事はインドに仏法を復興する、という誓願に尽きるようであります。 これは日蓮大聖人様の「日本の仏法、月氏へ返るべき瑞相なり」(諫暁八幡鈔)のご誓願でありました。大聖人様ご入...
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マハトマ・ガンジー翁と祈り(2)

それが近頃になりましてインドはいつも戦争ばかりしております。困ったことであります。最近、私はインドへまいりました。そしてガンディー翁の跡を継いでいるヴィノバという人に会いました。この人は私たちのことをよく知っていて、私に百姓のできるお坊さん...
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マハトマ・ガンジー翁と祈り

私は若い頃インドにいっておりました。ガンディー翁のアシュラムに奇遇しておりましたが、大勢集まった中でガンディー翁はお話をされます。私は言葉がわかりませんでしたが、簡単なことはどうにか理解できました。 それはお祈りをしなさいということでした...
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