菩薩行の戦争

菩薩行の戦争
日本の戦争の中に、松谷大尉の戦争が一つだけ本当の菩薩行の戦争をされました。日本国も、この方針について行くことができたならば、この人の指導を受けて、日本の軍隊が動いたならば、アジアはおろか、世界の平和は、たとえ日本が軍隊を動かしても、戦争しませんから、世界はこれに風靡されるはずであります。悲しい事に、西洋流の戦術ばかり考えておりました日本の軍隊は、この松谷大尉の指導を仰ぐ事ができずに、結局、血を流すことにおいて、西洋と何ら変わらない戦争に入り込ました。
今のアメリカが、ベトナムでやっておりますように、機械力とか、作戦行動とか、そんなことばかりやって、無慈悲な戦をしましたから、日本国は無残にも破れてしまいました。
(昭和43年 天鼓)


コスモス

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