御法話

階級差別

階級差別

階級差別 日本山の中に階級制度を持ち込もうとする傾向があります。平等大慧の一乗妙法蓮華経の中に、階級差別が出来る訳がない。階級差別に反対した筈の仏法です。印度のヒンズー教は階級を作ります。 一番上が婆羅門、その次が刹帝利。こう云...
至極の大乗

至極の大乗

至極の大乗 大乗、乗り物と書いてあります。皆様方も、至極の大乗=御題目に乗り合わせられました。御題目さえ信じて唱えて居れば、御題目の行く方角へ導かれますが、こちらの了見で「御題目を唱えて金儲けせねばいかん」こうなりますと、御題目と本人...
但行礼拝

但行礼拝

末法悪世に於ける法華経弘通の明鏡、日蓮大聖人折伏逆化の化導の本拠は、妙法蓮華経勧持品二十行の偈と云えり。 其の勧持品に曰く 「唯、願わくは慮し給うべからず、仏の滅度の後、恐怖悪世の中に於いて、我ら広く等当に広く説くべし、諸の無智の人の悪...
十二頭陀

十二頭陀

【十二頭陀】 頭陀苦行の法、世間の法と異なることは今始まりたることに非ず。しかるを時代の弊風を扇揚する者の曰く、苦行を積むも仏道において利益する所なしと、或は曰く我等が機根苦行に堪えずと、或は曰く国土相応の生活をなすべしと、或は曰く世...
身命

我不愛身命

【身命】 せっかく憧れて分け登った日本山の頂上は、荒菰(あらごも)を敷いた首の座に似ております。        _________中略 ________ 身命の上にすら何ら求めるところもありません。名誉も出世も、それから財宝も遥か...
十二頭陀

十二頭陀

十二頭陀 重門高楼閣は仏法の繁昌とは見ゆれども、仏法衰微の兆候とは思いがたし。されど一度重門高楼閣の中に安養休息になれたらん者が、ふたたびそこを出て、樹下石上に寒暑風雨の中にその身をさらして、ひたすら道を行じ、法を弘むること到底叶うべ...
共産党

大道

自己の生活を最も幸福ならしめんが為に、或は一階級の者の生活を最も幸福ならしめんが為にと云って暴力革命を肯定し、戦闘、殺人を平然として家業とした時代が有った。 広くもない、日本国の中で、多くも無い一民族の中で、同文,同語、同一宗教、同一道徳...
我が身に法華経を読む

我が身に法華経を読む

我が身に法華経を読む 日蓮大聖人様は、個人としてどれ程幸福であったでしょうか。今日皆が帰依し同情する所は、自己の幸福を全く捨てて終われた姿であります。 竜の口の御法難も、伊豆の御法難も、佐渡の御法難も、小松原の御法難も、皆それで...
清澄

清澄

清澄 五濁悪世の末法救済の為に留め置かれたる南無妙法蓮華経を、一代の間、毎日御修行する事が出来ました幸せは、日蓮大聖人様の「誠に誠に過去十万億の諸仏供養の者也、」と仰せられたお言葉を身にしみじみと感じます。人間に生まれて此れほど幸せな...
開教弘通

開教弘通

開教弘通 今まで大勢のお弟子さんを育てましたけれども、御断食が嫌いだったり、御断食を次第と安楽にする工面をしたりするお弟子は、大方晩年日本山を下る運命になります。 皆様も困難な自行と知りつつ勤めねばなりません。勤めたから、お金が...
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