御法話

仏教徒の戦争責任

世界平和と仏教徒の戦争責任

世界平和と仏教徒の戦争責任 (日本山への誤解を正す)大法輪 その1 当世流行の言葉に「世界平和」と言う言葉がある。日本山もそれに習って「世界平和」を語ってきた。然るに最近、『宗教の可能性』(現代人の宗教10)と題する本の寄贈を受けた。...
廃仏毀釈

尊厳と自由

【一閻浮提】 明治維新に至って、廟堂に廃仏毀釈の毒風荒み、民間に黄金崇拝の教育を施し、国家をあげて、文明開化の標題に欺かれて、只、管欧米物質文明の差道を模倣するに及んで、宗教の権威全く地に堕ちて、唱題、念仏、真言、座禅、皆悉く迷信惑乱と称...
伊東

伊東の思い出

【伊東の思い出】 昭和四十五年五月十二日 佛現寺 私はこの伊東と申します所は、御祖師様の四ヵ度の大難の御霊場としまして、非常に親しみを持って長い間伊東に行ったり来たりしたものであります。学門を大崎で勉強する間も夏休み、冬休みは伊東...
但行礼拝

崇峻天皇御書ーー怒りと敬いーー

崇峻天皇御書ーー怒りと敬いーー 今拝みました「崇峻天皇御書」という御妙判がありますが、この御妙判には崇峻天皇を批判してあります。それが戦時中は問題になりました。天皇を誹謗したと言うんであります。軍部のほうから日蓮大聖人の御妙判の崇峻天皇御...
但行礼拝

不軽菩薩

【毒鼓】 折伏 教主釈尊出世の本懐は、人間の社会生活を平和安穏ならしめんがために、人間の振る舞いを教訓遊ばされたものである。人間の振る舞いに善悪の大網を立て、善を修め悪を止むることを誓わせられた、これがあすなわち仏法の戒律である。戒律は出...
但行礼拝

第三次世界大戦

第三次世界大戦 印度の高き使命も地上に戦争を否定して、衆生の生命を守ることであり、日本の高き使命も亦地上に戦争を否定して衆生の生命を守ることである、非暴力、無抵抗、不殺生は止悪の戒律であり、担行礼拝は作善の戒律である。我が身を殺し...
修行

信心

【信心】 天鼓六十年二月号 仏法修行に入るのに妨げになる疑いが三つ有る。その一つが己を疑う一なり。それは、自分は仏法に入る器でないと考えた時、もう仏法修行に入る道は無い。 自分より誰が仏法に入るんだ。仏法の道理が分かっても自己を疑えば。...
修行

一人堅固の大信念

もし当世三類の強敵を招き起さんとするには、正直に方便を捨て、唯、南無妙法蓮華経と声も惜しまず唱え奉り、大法の鼓を撃って立正安国娑婆即寂光即身成仏の大運動を起こすことである。大運動と云っても大勢を組織立てする訳ではない、一人堅固の大信念を以っ...
修行

頭陀苦行の法

【十二頭陀】 頭陀苦行の法、世間の法と異なることは今始まりたることに非ず。しかるを時代の弊風を扇揚する者の曰く、苦行を積むも仏道において利益する所なしと、或は曰く我等が機根苦行に堪えずと、或は曰く国土相応の生活をなすべしと、或は曰...
修行

但惜無上道

【一閻浮提】 我が家の戒律は、但惜無上道の道心より外に無い、但惜無上道を果たさんがためには、我不愛身命の誓願を要する。 【仁王護鈔】 時の古今、洋の東西に渡って、凡そ一世の師表万民の教導と仰がるる聖賢は、就(いず)れも罪人...
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