御法話

物質文明の誤り

二十一世紀への予言 その1

二十一世紀への予言 その1 前略 現今の商売はお金儲けのほかには何の目的もなく人間が動いています。禽獣が餌を求めるのも、牛馬が草を喰らうて歩くのも、たいして今の人間の社会の仕事と変わりません。それでその結果はといいますと、損をしたの儲け...
物質文明の誤り

本質の世界

大体、世の中はみな不思議な世界であります。悪行が重なれば苦しみが現れ、善業の功徳を積めば仏様が現れ、自分も有難いお姿となります。ですから、すべての問題はわれわれの認識の上にあるのではなく、その奥の方に本質があり、本質の世界がある。それでわれ...
菩薩行

忍辱

【忍辱】 忍辱も忍べば、それが菩薩行の修行であります。忍辱なき所には菩薩行は成り立ちませぬ。人を救い,世を救う広大不思議な力は毎に忍辱を忍ぶ人のみが持つ力であります。忍辱を忍ぶ力を養わんが為に出家の生活が人中に営まれるのであります。
菩薩行

インデアン

大使命を自覚し、大使命を自信して、インデアンの中に法鼓を撃って往きなさい、如何なる結果を生じようとも少しも見る必要は有りませぬ、為さねばならぬ菩薩行を為すのみであります。・・・・・・・人を救う者は、自ら極貧の生活に甘まんぜねばなりませぬ。
非暴力

インドは全暴力を却くべきである。

インドは全暴力を却くべきである。 カカサーブに答うる書  (昭和四十年十二月一日) 南無妙法蓮華経 去る十月朔日記の御手紙、今井氏帰朝の便に托して贈り給わりました。忝く拝見いたしました。 私が平素、印度の国に対して期待している点から、...
非暴力

アヒンサ

アヒンサ 3 (昭和三十八年頃) 中印国境紛争についてこれを案ずるに、中共は元来殺人破壊を前提として社会革命を遂行せんとする唯物主義の暴力的国家である。インドは元来非暴力を前提として政治革命を達成せる道徳的平和国家である。 すなわち平和...
行脚の功徳

其人行世間、能滅衆生闇

日蓮宗がいつも弘まらなかった原因は、檀林なんかを作りまして、天台の教学等を一生懸命に勉強して一生暮らしました。これが悪かったんです。今日でも大崎を出て博士になりました人はあっても、その学問で、仏法が、御題目が弘まったなんて言う話を聞きません...
西天開教と麻薬

王舎城の復興と麻薬青年

王舎城の復興と麻薬青年 次に王舎城の復興であります。まず竹林精舎の復興を計画致しました。その設計は日本山のインドのご信者に頼みそれに従ってもう工事が始まっております。これは四面三十三間の大きい建築でありますが、王舎城には大勢の人が集まり、...
観心本尊

観心本尊鈔ー本尊を誤ってはいけない

観心本尊鈔ー本尊を誤ってはいけない 昭和五二年十月一八日 ただ今拝みました御書は観心本尊鈔と申しますが、日蓮大聖人様御一代の御著述中でも、最も大事なものであります。その現本は千葉の中山の法華経時寺に残っております。 宗教は、全て簡単に...
誕生の意義

誕生の意義

誕生の意義 人間は、生まれるということの意味を考えなくてはならないと思います。偶然に生まれたのでもなければ、悪いことを、何でも勝手にしていくために生まれたものでもない。人間に生まれたということは、動物一般の生まれたのと違って、今日、自分が...
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